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東野圭吾「卒業」の感想 ・加賀恭一郎シリーズの第1作目! [評価・感想]

東野圭吾の初期の頃の作品で加賀恭一郎シリーズの第1作目の「卒業―雪月花殺人ゲーム」の私の感想を書いてみたいと思います。

なお、この本は1986年の発売当時は「卒業―雪月花殺人ゲーム」というタイトルでしたが、2009年、新装版になった時に、「卒業」に改題されたそうです。



まず、簡単なあらすじですが…

加賀恭一郎の大学時代の仲間のうちの1人、牧村祥子が、アパートの自室で死体となって発見された。発見当初、自殺と断定されたが、捜査が進むにつれ、いくつも疑問が浮上し、殺人事件の可能性も否定できなくなる。恭一郎と仲間達も、祥子が残した日記を元に真犯人をつきとめようとする。だが、加賀達の高校時代の茶道部の顧問・南沢雅子宅で行なわれた「雪月花之式」の最中、金井波香が何者かに殺害され、第2の殺人事件が起きる・・・

さて、ここから、私が東野圭吾氏の「卒業」を読んだ感想です。

正直、「トリックは凝られていますが、ダラダラ長い小説」という印象を受けました。
特に気になったのは「雪月花之式」でのゲーム。
図解入りで説明されていて親切といえば親切なのですが、小説なのに、ここまでして手の込んだトリックを採用し、読者に読ませようとするのか?と思ってしまいました。
このゲームやトリックを理解するために、立ち止まって考えなければならないので、読者の小説を読むリズムが崩れてしまいかねません。

その他、捜査のためにアパート等を行ったりきたりする場面が多く、全体的に、ダラダラ長い印象でした。

しかし、やはり東野圭吾の文章だということで、ダラダラ長くても、サクサク読み進めることができます。

まっ、この小説を読む前に、探偵ガリレオなど東野圭吾氏の洗練された小説を先に読んでしまっていたために「ダラダラ長い」という印象を受けたかもしれませんが。。。

ただ、「卒業」は東野圭吾氏の初期頃のヒット作でもあり、東野圭吾を語るうえでは、一読しておかなければならない作品だと思います。

また、加賀恭一郎の学生時代も知ることができますしね。






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予想外の結末!東野圭吾「赤い指」の感想 【ネタバレあり】 [評価・感想]

東野圭吾氏の魅力はたくさんあると思いますが、その1つに「予想外の結末で幕を閉じる」というのもあるのではないでしょうか。

そして、今回は、予想外の結末で終わる小説の中でも、特に印象に残った「赤い指」について、私の感想を書いてみようと思います。



まず、「赤い指」簡単なあらすじです。

男が仕事から戻ると、自宅の庭に、少女の死体が入った黒いビニール袋が置かれていた。どうやら犯人は中学生の息子。男と妻は、息子をかばって、認知症の母に罪をなすりつけようとするが・・・ ベテラン刑事・加賀恭一郎が事件に挑む。 認知症介護や家庭内暴力などの問題を絡めた社会派の小説です。


さて、東野圭吾作品のなかには、予想外のどんでん返しで終わるものが多いと思います。

たとえば、「レイクサイド」で犯人は子供だったとか、「容疑者Xの献身」で死体がすりかえれていたとか等。

しかし、このようなどんでん返しは、予想外ではありましたが、まだ小説として「あり」と思える範囲でした。

しかし、今回の「赤い指」では…

認知症で痴呆だと思われていた、主人公の男の母が、実は、痴呆ではなかったという結末で幕を閉じるという内容。

正直、いくら読者が予想外のどんでん返しを期待しているからと言って、これはやり過ぎではないのかと思いました。

もし、刑事・加賀恭一郎が、男の母が痴呆ではないと気付けなかったら、彼女の計画は破たんして、無実の罪を被ることになりますからね。

というか、せっかくラストが、母との記憶がよみがえって、男が事件の真相を告白して感動を呼ぶ展開であったのに、

どんでん返しで、男の母が痴呆ではなかったということになり、せっかくの感動が、興ざめしてしまいました。

まあ、「赤い指」はミステリー小説なので、これもありかもしれませんが、

社会派小説としてなら、あの母の告白は不要だったかもしれません。



「赤い指」を読まれたみなさまは、どのように思われたでしょうか?






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おすすめ漫画本 東野圭吾原作「レイクサイド」 [評価・感想]

さて今日は、趣向を変えて、小説でも映画でもない、おすすめの東野圭吾作品を紹介させて頂きたいと思います。

それは「漫画」です。

特に、私がおすすめするのは…

漫画本の「レイクサイド」(東野圭吾原作・日下部拓海作画)






この漫画の元となった小説は、映画化もされた作品ですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。


ちなみに、小説「レイクサイド」の簡単なあらすじは…

舞台は、湖畔のそばの別荘地。 中学受験を控えた子供を持つ親たちが開いた勉強合宿で殺人事件が起きる。 犯行を告白したのは主人公の妻。 勉強合宿に参加した親たちは、共謀してその殺人を隠ぺいしようとするが・・・


そして、漫画本の「レイクサイド」の方ですが…

よく小説をドラマ化や映画化した場合は、視聴率や演出を重視するためか、小説の内容をアレンジすることがよくありますが、この漫画の場合は、ほとんどアレンジされていません。

もちろん、漫画化のために、小説の内容を多少はしょっている部分はありますが、重要ポイントは外さずに、上手くまとめられているので、逆に小説よりもテンポ良く読むことができました。

また、漫画本の「レイクサイド」は、ストーリーだけでなく、雰囲気も小説と同じ感じがしますので、東野圭吾の小説のファン方も、違和感なくこの漫画を楽しむことができると思います。

たまに、小説がドラマ化したもので、「あれ?この話って、パロディーだったかな?」などということがありますからね。

小説の雰囲気がそのままであることは、結構、重要ですよね。


ということで、東野圭吾ファンの方で、マンガ本をあまり読まない方にも、このマンガ本はおすすめします。


なお、この「レイクサイド」の漫画本は、少女漫画風のタッチで描かれていますが、内容が面白く、テンポよく読み進められるので、男性の私でも、違和感なく漫画に入り込んで読み終えることができました。









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東野圭吾原作の映画「手紙」の評価【少しネタバレ】 [評価・感想]

東野圭吾原作の映画「手紙」について、勝手に5段階評価したいと思います。ネタバレはあらすじ程度です。

まず、この作品は、殺人事件も起きますが、謎解きなどはなく、通称、人間ドラマ・社会派ドラマと言れわるジャンルの作品になると思います。

簡単に映画「手紙」のあらすじを書かせて頂きますと…

兄弟で2人暮らしをしていた兄・武島剛志(玉山鉄二)と弟・武島直貴(山田孝之)。 ある日、剛志は直貴の大学進学のための学費を稼ぐために窃盗を試みるが、あやまって人を殺してしまい、強盗殺人犯になってしまう。 その後、月に一度、刑務所にいる剛志から直樹に手紙が送られてくる。 しかし、直樹は何をやっても最終的に、犯罪加害者の身内というせいで、幸せをつかむことができず、次第に、兄と距離を置くようになっていく。


さて、ここから東野圭吾原作の映画「手紙」の私の評価です。

キャスティングですが、武島剛志(玉山鉄二)も武島直貴(山田孝之)も、私が小説で読んで思い描いていたイメージで、かつ、双方とも実力ある俳優でしたので、映画は安心して観ることができました。
総体的に、キャスティングは申し分なかったですが、小説では地味な女の子として描かれていた白石由実子役が沢尻エリカさんだったのが、少し気になりました。
まあ、実写化すると、主要人物が美男・美女になってしまうのは仕方ないですけどね。
キャスティングは「4」としておきます。

次に演出ですが、全体的に良かったのです。
しかし、個人的にかなり気になったのが、
「直樹がやってるお笑いが全く面白くない。見ていて痛々しい。」ということでした。
そもそも、小説ではミュージシャンを目指しているという設定だったのに、映画ではお笑いだったので「あれれ」と思ってしまいました。
ただ、ラストシーンは、直樹の面白くない漫才でも泣けましたけどね。。。
演出は「4」としておきます。

映画の方のストーリーは、少し小説と異なったり、端折ったりする部分がありましたが、上手くまとめられていたのではないでしょうか。
むしろ、小説の方が読んでいて、無駄に長いような感じもしましたから。
ただ、ミステリーと違い、話が二転三転して、最後にどんでん返しが待っているということはないので、仕方ないですけどね。
ストーリーも「4」としておきます。


まとめますと、私の5段階評価は、

トリック・・・「‐」
キャスティング・・・「4」
演出・・・「4」
ストーリー・・・「4」

みなさまは、いかがでしょか?





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大人のいけない恋を楽しむ。東野圭吾「夜明けの街で」の感想 【おすすめ 本】 [評価・感想]

今回は、東野圭吾氏の小説「夜明けの街で」の感想を書きたいと思います。

まず、この小説の簡単なあらすじを説明させて頂きますと…

ひょんなことから不倫関係に陥った、中年男性の渡部と若く美しい派遣社員の仲西秋葉。
渡部は、秋葉に振り回されつつも、彼女の魅力に惹かれ、築き上げた家庭まで投げだそうとする。一方、秋葉は、学生時代に起こった事件のことで、誰にも打ち明けられない苦悩を抱えていたのです。


さて、ここから小説「夜明けの街で」の私の感想です。

正直、この小説は、東野圭吾氏の練られたトリックを楽しもうと期待して読むと、ちょっと期待はずれの結果になるかもしれません。

この小説は、ハッキリ言って、推理小説よりも、恋愛小説として読まれる方が楽しめると思います。

しかも、大人のいけない恋「不倫」です。

この小説でも、殺人事件と思われる出来事も起きますが、これは強引に付け加えた感じで、この小説の本筋ではないような印象を受けます。

年のせいでしょうか?

恋愛もののドラマ・映画などには、まったく興味を感じなくなりました。

しかし、この東野圭吾氏の小説「夜明けの街で」を読んでみると…

推理小説なのに、久々にドキドキした恋愛(不倫)体験をしてしまいました。

とにかく、読んでいて、感情移入が半端ないです。

小説の中で、不倫相手の若手女子社員に言い寄ってくる、若手男性社員が登場すると、読んでいるこっちまで、若手男性社員に嫉妬心が芽生えてきてしまいました。

まあ、これも、東野圭吾氏の文才のせいでしょね。

例えば、このような一文も…

「僕は斜め後ろを振り返った。彼女の顔はパソコンのモニターで隠れて見えなかった。それでも僕は幸せな気持ちになった。」

どうです、かなりリアルにその場面が想像できませんか?


大人のいけない恋を疑似体験してみたい方には、東野圭吾の「夜明けの街で」がお勧めですよ。

もちろん、現実に不倫してはいけませんけどね。






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玄人向け、東野圭吾「名探偵の掟」の感想 [評価・感想]

さて今日は、読むのを挫折してしまった、個人的に「いまいち」だった東野圭吾氏の作品について書いてみようと思います。
事前に断っておきますが、あくまで、私個人の感想ですので、不快な思いをされるという方は、読まないようにお願い致します。

ということで、ぶっちゃけ、いまいちだったのは…

「名探偵の掟」です。

本の紹介文を読むと「本格推理の様々な“お約束”を破った、業界騒然・話題満載の痛快傑作ミステリ。」という面白そうな事が書かれており、購入したのですが、読んでみると…

ちょっとストーリーに入っていくことができず、我慢できずに、途中で読むことを挫折してしまいました。

あとで知ったのですが、どうやら、この「名探偵の掟」という作品は、私のような推理小説の素人が手を出してはいけない、

あえて東野圭吾氏が、ミステリー作品の裏側をパロディーで皮肉って書いた、玄人向けの作品だったようです。

実際、私がこの小説を読んで思ったことは、読む前提としては、ある程度、ミステリー小説の定石のようなものが分かっていなければならないということでした。

まあ、このような小説が書けるのも、ミステリーを極めた東野圭吾氏だからということもあり、ある意味、貴重な作品ではあります。

しかし、私のような、ミステリーを深く知らない読者が読んでも、全く楽しめず、正直な感想として、「面白くないパロディーものの小説」ということになります。

視点を変えて「名探偵の掟」をもう一度読んでみては?とも思われますが、まだ、私にはこの小説を楽しんで読める自信がありません。

だから、この小説を読むのは、もう少しミステリーの経験を積んでからにしたいと思います。








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映画「容疑者Xの献身」の評価【少しネタバレ】 [評価・感想]

東野圭吾原作の映画・ガリレオ「容疑者Xの献身」について、勝手に5段階評価したいと思います。

まず、トリックですが、ガリレオシリーズ全体に言えることですが、現実的に考えて、本当に成功できるのかどうか疑問が残るところが多々あります。
今回も、死体のすり替え等、面白いトリックではありますが、実際にやってみて、現在の警察の科学捜査を欺くことができるのか、ちょっと疑問ですよね。
その辺が気になったので、トリックの評価は「3」にしておきます。

次に、キャスティングです。
これは、多くの人が批判しているように、犯人役の石神哲哉が全然ブサメンでなく、むしろイケメンな堤真一が演じているところが、かなりのマイナス評価になります。
原作を知っている方はもちろん。原作を知らなくても、映画のセリフの中で、石神がモテない男として語られているので、「なんで?」としか言いようがありません。
ただ、ラストシーンでブサメン男が泣き崩れても、感動をよぶことができないと思いますがね。。。
残念ながら、キャスティングは「1」です。

続いて、演出の方ですが、全体的に、地味な場面が多く、これと言って「すごい!」とかいう部分はありませんでしたね。
しいて言うなら、湯川と石神が雪山に登る場面がありましたが、ストーリーに強引にこじつけた感じがしました。
演出は「2」ということで。

最後にストーリーですが、これは個人的に、MAX評価の「5」にしたいですね。
映画が良かったというより、もともと、原作のストーリーが良かったからというのありますけどね。


まとめますと、私の5段階評価は、

トリック・・・「3」
キャスティング・・・「1」
演出・・・「2」
ストーリー・・・「5」

みなさまは、いかがでしょか?




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映画「真夏の方程式」の感想・後味が悪い理由【ネタバレあり】 [評価・感想]

東野圭吾原作の映画・ガリレオ「真夏の方程式」の私の感想です。
前回、この映画を観て、自分がそのまま抱いた感想を書かせて頂きましが、今回、ネタバレありで、もう少し具体的に書いてみようと思います。

まず、東野圭吾原作の映画・ガリレオ「真夏の方程式」を観て、自分がそのまま抱いた感想は…

演出という表向きは、随所で、綺麗なシーンや感動するシーンがあり、映画を部分的には、気持ちよく楽しめる作品でした。 しかし、ストーリーはというと、深くて暗い、かなりヘビーな内容でしたので、映画の全体を通しては、観終わった後も、色々とストーリーについて考えさせられてしまうような、後味が悪く、決して、爽快さが残るような作品ではなかったと感じました。

というものでしたが、この「後味が悪い」原因となったのが、この映画の主要人物である川畑重治(前田吟)・節子(風吹ジュン)・成実(杏)の3人の川畑家の人々です。

彼らは、かつて、成実が犯した殺人事件を秘密にしておくため、塚原正次(塩見三省)殺害をしてまで隠し続けようとしますが、徐々に殺人の意図とその背景にある真実が湯川学(福山雅治)に暴かれていきます。
それでも家族の幸せのために、必死に秘密を隠し通す重治や、過去の事件の発覚に怯えて暮らす節子や成実の姿を、映画では、共感や感動を与える演出で描かれています。

しかし、彼らの行為をよく考えてみると、非常に自己中心的で残酷な家族という印象を受けました。

まず、川畑成実(杏)ですが、子供頃に犯した罪を被ってくれた本当の父・仙波英俊(白竜)を、玻璃ヶ浦で海を守りながら待っているという設定になっていますが、未成年ならともかく、30近い歳になっても、自分の犯した罪を隠し続けるのは、かなり無責任だなという印象を受けました。

更に、過去の秘密が暴かれるのを恐れた川畑重治(前田吟)が、家族の幸せのためとはいえ、何の罪もない塚原正次(塩見三省人)を殺害するものもどうかと思いました。しかも、その方法が、何の罪もない未来ある少年・柄崎恭平(山﨑光)に手を下させるという計画的なものです。見方を変えたら、手段を選ばない、非常に都合のいい人間ですよね。

また、成実(杏)とともに、成実が犯した過去の事件の発覚に怯えながら生きている川畑節子(風吹ジュン)ですが、そもそも、重治(前田吟)と結婚しておきながら、仙波英俊(白竜)との間に子供を作っていたなんて、全く共感に値しないですよね。


結局、私が映画・ガリレオ「真夏の方程式」を観て「後味が悪くなった」理由は、
川畑家の3人に関わって不幸な運命にあった、塚原正次(塩見三省)、柄崎恭平(山﨑光)、それと仙波英俊(白竜)の事が気になったからだと思います。





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映画「真夏の方程式」の感想【ネタバレなし】 [評価・感想]

東野圭吾原作の映画・ガリレオ「真夏の方程式」の私の感想です。

実は、この映画。考えた違う2種類の感想があります。
1つは、この映画を観て、自分がそのまま抱いた感想。
もう1つは、ネットで、他者の評価や感想を読んで、違う角度から観た感想です。


まず、1つ目の映画を観て、自分がそのまま抱いた感想です。


全編を通して、真夏の海が舞台になっていることや、映画ということで、1つ1つのシーンにこだわって作られているため、綺麗な映像のシーンが多く、観ているこちらまで真夏の海の解放感を感じたりして、演出の点はかなり良かったのではないかと思いました。

ストーリーの方はというと、秘密にしている暗い過去を抱えた人物が何人も登場し、その秘密を隠し通すために事件が起き、それがきっかけで、徐々に過去の事件や隠している秘密が明らかになってくるというものでした。
ただ、秘密を隠すため、関係のない人を巻き込んで事件が起きたりするので、ストーリー的に少し後味の悪い作品だったと思います。

ということで、東野圭吾原作の映画・ガリレオ「真夏の方程式」の私の感想をまとめると…

演出という表向きは、随所で、綺麗なシーンや感動するシーンがあり、映画を部分的には、気持ちよく楽しめる作品でした。
しかし、ストーリーはというと、深くて暗い、かなりヘビーな内容でしたので、映画の全体を通しては、観終わった後も、色々とストーリーについて考えさせられてしまうような、後味が悪く、決して、爽快さが残るような作品ではなかったと感じました。


蛇足ながら、トリックの方は、今回も、推理ものとしてはいまいちな感じです。

確かに、理論上や研究室などで行った実験ではうまくいく方法があるかもしれないですが、その方法をもちいて、実際、こんなにうまい具合に、人を殺害することができるかどうかは、かなり疑問です。

ただ、こんな事を考えては、映画を楽しむことはできないので、この点は、今回も、目を瞑るようにしました。。。





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映画「真夏の方程式」の評価【ネタバレなし】 [評価・感想]

まず、この映画でも、他のガリレオの話と同様、あまりトリックには期待しない方がいいですね。今回も、ありえないような方法で殺人を成功させています。
ということで、5段階評価でいうと、
トリックは「2」です。

次にキャストですが、映画「真夏の方程式」では、福山雅治、吉高由里子に加えて、杏も登場し、文句なしのキャストですが、小説のガリレオのイメージからすると、この配役が適切かどうか?疑問が残りま。
ただ、わき役のベテラン勢や、子役の少年の方は、ベストな配役だったと思いますので、
キャスティングは「4」としておきます。

次に、演出の方ですが、これはさすがに、映画ということで、いたるところで、手の込んだ演出が見受けられました。
あと、今回は、全編を通して、綺麗な海が舞台となっているため、研究室や住宅街などばかりの、いつものガリレオとは異なり、観ている方も、リゾート気分(?)になってきました。
たまには、こういうのも、番外編のガリレオみたいな感じでいいですよね。
そして、私が一番心に残った、湯川と少年が別れるとういうラストシーンですが、あそこは、いつもは見れない、湯川の人間味が見れて、すごく感動してしまいました。
ということで、演出は「5」ですね。

次に、ストーリーですが、ありえない話しを、無理に感動ストーリーに持っていこうとしているようで、結構、ツッコミどころが満載という感じです。
(その辺は、後日書きたいと思います。)
ただ、私、うかつにも、作成者側の術中にハマり、感動してしまったということもありますので、
ストーリーは「3」ということにしておきます。


まとめますと、私の5段階評価は、

トリック・・・「2」
キャスティング・・・「4」
演出・・・「5」
ストーリー・・・「3」

みなさまは、いかがでしょか?





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